|
|
|
<感想> 豊胸
|
|
|
|
女性 / 35歳 / 168cm / 52kg 胸/豊胸 |
|
|
|
|
|
出来上がりの形は満足してますが、柔らかさがいまいちです。カウンセリングでどんどん柔らかくなりますと言う言葉を信用し、コヒ−シブシリコンを入れたのですが、仰向けになった時の胸の固さがが悩みです。もっと柔らかくならないのでしょうか?
【医師からのアドバイス1】
手術をしないで瘢痕が軟らかくするには薬を飲んでもらいます。良くなる可能性は半々くらいでしょう。かなり固いようでしたら手術をした方がいいかもしれません。再手術をするのです。
【医師からのアドバイス2】
手術は大胸筋下ですか上ですか?また術後どのくらいたっているのでしょうか?また、コヒーシブシリコンの濃度は何%でしょうか?もう少し詳しく教えていただければと思います。一般的に術後半年位は瘢痕拘縮のため少々硬いことが多いです。
【医師からのアドバイス3】
豊胸術での柔らかさはバッグを挿入したスペースがバッグより十分に大きい場合に非常に良好に保たれるのです。すなわちスペースが狭くなれば固くなってくるのです。スペースが狭くない場合に考えられることはコヒーシブタイプのシリコンジェルは粘調度が高いのでソフトコヒーシブを使用すればもっと柔らかい感触になると思います。
【医師からのアドバイス4】
バッグを入れる豊胸術の場合、手術後のアフターケアが重要です。アフターケアの良し悪しによって自然さが左右されます。テクスチャードタイプ(ざらざらしたタイプ)のバッグを使用したとしても手術後のトリートメントをした方がより自然になります。診察してみないと何とも言えませんが、カプセル拘縮を起こしている状態かもしれませんね。手術からどのくらい経過しているのかわからないのですが、状態によってはCET(高周波)などのアフターケアを今からはじめても改善できるかもしれません。また、コヒーシブシリコンは通常のタイプのものとソフトタイプがあります。通常のものですと、中身が流れ出ないようにしているため、硬く感じますね。バッグそのものの硬さが原因の可能性もあります。
【医師からのアドバイス5】
一般的に言って手術後1〜2か月はやや固めですが、マッサージを続けることで、次第に柔らかくなるのが普通です。特に、シリコンのインプラントは一般的に柔らかいです。以前はマッサージが主ですが、最近はビタミンEとAccolateと言う薬が注目されています。Accolateはzafirlukastとよばれるもので、喘息の薬として開発されたもですが、この薬の使用者に傷が柔らかくなるのが見つかり、この薬とビタミンEとの併用することにより、かたくなった乳房効果があります。Accolate は20mgづつ一日二回3か月間服用します。同期間にビタミンEを飲みます。この薬は日本で入手できるかどうかは分かりませんが、ぜひ試してみて下さい。
【医師からのアドバイス6】
豊胸術で使うバッグはコヒ−シブシリコンに限らず表面がツルツルのスムースタイプと、ザラザラのテキスチャードタイプに分かれます。手術で剥離ポケットが充分できていると仮定して、スムースタイプは手術後間もなくは柔らかいですがマッサージが必要で、それを怠るとバッグの表面を取り囲むカプセルが厚くなりバッグの可動域を制限して固くなるようです。テキスチャードタイプは表面のその摩擦抵抗により、最初は動きが良くないのですが、カプセルが厚くなりにくく、時間と共に柔らかくなる傾向があります。ですからテキスチャードタイプのバッグを挿入した場合手術後1年くらいは様子をみてもいいと思います。それでも不満な状況でしたら、バッグの可動域であるポケット自体が狭い可能性があるので、抜去もしくは再手術を検討されたらどうでしょう。
|
|
|
|
|
|
|
|