【医師からのアドバイス1】
形成外科的にキレイに縫合しても、初めのうちは傷には赤みが伴うので、ノーメイクでは目立つこともあります。このような赤みは少なくとも3ヶ月以上経たないと消失してこないので、術後まだ日が浅いのであれば担当医を信じて様子を見たほうが良いと思います。術後3ヶ月間に関しては、傷にテーピングをしておいた方が傷に余計な張力がかかることが無く、傷の治りが良いので、当院を含めて多くの美容形成外科では患者様に肌色テープ(3Mテープ)をお渡ししていると思いますが、あなたの場合はどうでしょうか?傷自体が既に開き気味であったり、ずれていたり、あるいは単に赤みが目立つだけではあるが3ヶ月(できれば半年)待っても改善の傾向が認められない場合には、再手術も検討した方が良いと思います。
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【医師からのアドバイス2】
手術後の傷跡は、6ヶ月ぐらいは赤みが出たりしますので目だつ場合があります。その後年数が経つにつれて、目立たなくなります。目の部分なので、抜糸後3ヶ月ぐらいはテープなどで押さえると傷の幅が広がらないので、さらに目立たなくなります。傷跡が目立たなくのは1年経ってから、と気長に考えてください。
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【医師からのアドバイス3】
メスで切ったということですと、傷が完全に落ち着くのには3〜6ヶ月かかります。それまでは傷が盛り上がったり、赤みがあったり、周囲との境界が目立ったりという状態が続きます。おそらく傷跡に貼る肌色の医療用テープを貰っているでしょうから、継続して貼っていただき、しばらく待つことが重要です。メスで切った以上傷跡は残りますが、徐々に目立たなくなってくると思います。きっちりと切除のデザインをしていて、形成外科的縫合をしていれば、通常は大きな問題にならないことも多いのです。しかし、半年待って、どうしても目立つ場合は、治療をお受けになった医院にてきっちりと話し合うことも必要です。まずは焦らず待つことが大事とお考え下さい。
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【医師からのアドバイス4】
どのような手術をうけたかで、その後の修復がきれいにゆくかどうか違ってきますが、再度縫合することによりきれいになることもあります。また傷跡がめだちにくくなって陥凹のみが気になる場合には、陥凹の変形部分に注入材料により修復することも可能です。診察をうけていただければどの位可能性があるかわかると思います。
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