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2年ほど前にＬプロテ＋耳の軟骨移植の手術を受けました。手術をうけてから3か月ほどたったころに鼻先にうっすら血管が浮き上がってきて、いまでは鼻先と鼻孔の間のプロテーゼがはいっている部分が赤く血管が拡張しています。痛みはありません。

1年前に担当してくださった先生に診てもらったら、鼻先の皮膚に余裕があるのでプロテが飛び出ることはないと言われましたが心配です。プロテ除去の手術をうけたほうがいいのでしょうか？

北海道／22歳／女性／学生／160cm／58Kg

皮膚の毛細血管が拡張したり、赤くなっているのはやはり異常だと思います。プロテーゼ除去手術をお勧めします。

（回答者：ウエダ形成外科・美容外科クリニック）

赤みだけでは感染や圧迫が深刻であるとは言い切れません。痛みも無いとのことですから、手で触って肌が薄くなったりぶよぶよしていたりしなければ、慌ててシリコンを抜去する必要は無いでしょう。執刀医が大丈夫と言っていても心配なのであれば、抜くことが確実に安心感を得る方法であると思います。

（回答者：こまちくりにっく）

L型のプロテーゼを挿入する際の注意点は鼻先に圧力がかからない事です。プロテーゼが長すぎたり、鼻先の部分が高すぎたりすると鼻先に圧がかかり時間と共に突き破る可能性があります。御自身で鼻先をさわりプロテーゼの先端が触れる場合は診察してもらったほうが良いでしょう。

（回答者：水の森美容外科）

なぜ？Ｌ型プロテーシスに軟骨移植を加えたのでしょう。軟骨はプロテーシスよりも前方（表面側）に入っているのでしょうから(そうでないと意味がないでしょう）、皮下には軟骨があるのでしょう。そうであれば、プロテーシスが皮膚を破ることはありません。赤く毛細血管が拡張するのは、皮膚が伸びた後の反応でしょう。それにしても、組み合わせた目的が知りたいですね。プロテーシスによる皮膚への負担を軽減するためなら、筋膜の方が形がよいのではないでしょうか。

（回答者：吉祥寺形成クリニック）

鼻先から鼻孔にかけて血管が浮いているとのことですが、これは鼻先の皮膚の血行が不安定なために起こる現象で、プロテーゼが大きく鼻先の皮膚が薄くなっているか、元々プロテーゼを入れるために作製した皮下のスペースが薄く、浅いかのどちらかが原因です。プロテーゼが出て来ないのは、軟骨が移植されていて、大きいプロテーゼを皮膚との間でカバーしているからだと思います。あまり好ましい状態であることには変わりがありません。血管に対しての治療としては、レーザーで毛細血管を焼いてあげると目立たなくはなります。ただ、皮膚の下にプロテーゼが入っている場合は、また同じような状態になる可能性が高いです。ですから、プロテーゼを小さいものに換えられるか、もしくは思い切って除去してしまう方が良いかも知れません。

（回答者：久保田潤一郎クリニック）

　


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