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矯正は装置をはめてジリジリと歯を動かすので、一朝一夕でできるものではありません。 ちょうど骨折の後のギブスのようなもので、時間がかかります。Q24を見ていただけばわかるとおり、装置装着までに1〜2週間、 取り付けてから1〜3年、取りはずした後も最低1年は保定期間がかかります (矯正期間と同じだけかかるとみておいたほうがいいです)から、前後を入れるとどうしても、3〜4年はかかってしまいます。「そんなに時間がかかるの」と驚いたり、「矯正具を何年もはめるのは憂うつ」と思う人もいるかもしれません。
歯並びは、子どものころから長い時間をかけて形成されたものですから、それを治すには、やはり一朝一夕にはいきません。「来週、お見合いをするので歯並びをなんとかしたい」というわけにはいかないのです。しかし、歯並びを治せば、見かけが美しくなるだけでなく、もっと大きなメリットもあります。たとえば、歯並びが悪いと、歯を磨いても磨き残しが出やすく、虫歯や歯周病になりやすいのですが、歯並びがきれいになると、日ごろの歯の手入れも行きとどくようになります。
また、噛み合わせもよくなるので、噛み合わせの悪さから起こる肩こり、頭痛などさまざまな不調からも解放されるようになります。将来にわたって健康という大きな財産を手に入れることができると考えれば、数年間のがまんはむしろ短いものといえるかもしれません。 さて、矯正期間を1〜3年と書きましたが、これだけ幅があるのは、歯の状態や年齢、 治療のしかたなどで期間が異なるからです。 一般に、骨格に問題がある場合(骨格性)治療がむずかしく、 期間が長くかかります。たとえば上あごと下あごのずれが原因で歯並びが悪い場合、骨から動かさなければなりませんから、長くかかります。場合によっては、外科手術をしなければなりません。ところが歯槽骨と歯だけに問題がある場合(歯槽性)は、比較的治しやすく、期間もそれほど長引きません。次にご質問の費用ですが、これは一概にいくらとは言えませんが、だいたいどれくらいの費用になるのか、最終的な料金は検査をしないと出てきませんが、治療を受けられる側も、初診の段階でしっかり料金を確認しておくことが大事だと思います。
(回答者:審美歯科プロデュース徐歯科医院 徐忠明)
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