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首のイボについてですが、イボは良性の上皮性腫瘍でウイルス性のものや、みずイボの様に伝染性のものがあります。また、イボはものによっては突いて刺激すると大きくなる場合もあります。治療法は炭酸ガスレーザーを照射して蒸散させるという簡単な方法で局所麻酔を使用しますから、痛みは麻酔時のチクッだけです。イボの種類によっては保険治療を行う場合もあります。
首の皺についてですが、加齢に伴い首にある広頚筋の弛緩や日本人は西洋人に比べて首が太く、短いため二重アゴになりやすいという事が原因です。二重アゴの場合は、皮膚に緊張があれば脂肪吸引を施行するだけで改善される事があります。広頚筋のゆるみが原因の場合は頚部のシワ取り手術という方法がありますが、日本人は西洋人と比べてアゴが後退気味の骨格をしているため、頚部だけのシワ取りだけでなく、ホホの部分と同時にシワ取り手術を行った方が効果は出やすいと言われており、効果としたら全くシワがわからなくなる場合や、深いシワが浅くなる事で改善されます。 しかし、現在33才でしたら年齢的に早いかと思います。40歳、50歳と加齢してきた時、仕方なくシワやたるみが進行してくるでしょう、その時が手術の適応ではないかと思います。
(回答者:行徳形成外科 行徳 博英)
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