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やせているのでバックを入れる豊胸手術を考えていますが、手触りが心配です。よくTVなどで豊胸手術をした人(ニューハーフとか)の胸を触って「固い」など言っているのを聞ききますが、実際はどんな感じなのでしょうか。
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北海道/21歳/女性/会社員/160cm/47Kg
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胸の皮膚をつまんでみると分かるように、痩せた方は皮下脂肪が薄く、5mm位しかありません。ですからこの場所にバックを入れると、手触りが若干不自然な場合があります。このような方では胸の筋肉の下にバックを入れる方法が良いと思います。筋肉の分だけバックが皮膚から離れますのでより自然です。
次に「固い」と言うことについてですが、これは「拘縮」と言われる現象です。バッグを入れているスペースが狭くなると、バックが固く触れるようになります。ちょうど軟式ボールを両手で握りしめるとボールが固く感じるのと同じ原理です。バックを入れた人が、みんななる訳ではありません。私の経験では、乳腺下法では10人のうち1〜2人、大胸筋下法では100人のうち2〜8人位です。
(回答者:フタバ美容外科 / 神田 好雄)
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男性の場合は、乳腺組織が少ないのと、皮下脂肪が少ないため、バッグを触れ易いので、硬く感じると思います。ただ、硬さは生理食塩水の注入量とバッグの周囲にできる線維膜の強さによって異なるため、個人差があります。女性の場合は、乳腺組織がありまた皮下脂肪もあるため、それほど硬くは触れないと思われます。やせていて、乳腺も脂肪も少ない方は大胸筋の下にバッグをいれる方法
が、より間接的にバッグを触れるのでいいと思います。生理食塩水バッグは、シリコンバッグに比べ、触った感じは自然さでは劣りますが安全性ではすぐれています。
(回答者:喜多美容形成外科 / 喜多 孝志)
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豊胸術の方法は生理食塩水バッグを用いるものと自分の脂肪を注入する方法がありますが、ここでは生理食塩水を用いる方法について説明いたします。生理食塩水バッグを用いる場合もそのバッグを納める位置の違いにより大胸筋下法と乳腺下法に分類されます。一般的に大胸筋下法の方がバッグの上にある組織が多いため見た目も触った感じも自然になりやすいと言えます。また、バストは乳腺組織と脂肪組織から成り立っています。この元々の組織が多ければバッグの感じは判りにくいのでより自然に仕上がります。したがって、一般的に元々の乳腺組織が多い女性のほうがニューハーフの人より自然ですし、脂肪組織の多い人の方が痩せ型の人より柔らかく仕上がります。
他に硬くなる要因としては、体質的にバッグが合わない場合、バッグを入れている周りの組織が厚くなり、バッグの動きが悪くなると硬く感じます。これも大胸筋下に入れているほうがこのようなリスクが少なくなります。痩せ型の方は大胸筋下法に対応可能な医院かどうか事前に確認されることをお薦めします。豊胸手術に関する詳しい情報は当院ホームページにも紹介されています。
http://www/biyougeka.com
(回答者:聖心美容外科 / 山川 雅之)
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