カウンセリングは、医師との信頼関係を作る場です。それは、最大の効果をあげるためにはやはり不安を解消しておかなければいけないからです。アフターケアなどの面からも、個人と個人の信頼関係は欠かせないものです。
例えば「どうにかしてくれるだろう」「絶対だまされないぞ」といった心構えでは、どちらにしても、うまくいかないでしょう。
そこで、不安を解消するために、以下のようなことを尋ねてみたらどうでしょうか・・・
【カウンセリングで聞いておきたいこと】
手術後のバランスイメージの変化 「目と目がくっついてると幼いイメージ」とか「あごがシャープだと大人っぽいイメージ」というように、もともと(特に顔などは)「ここをこうするとこういうイメージになる」という一定のバランスによるイメージがあります。 その一般的イメージをもとに、手術後、どういうイメージになれるのか、聞いておきましょう。
得意な手術 お医者さんに尋ねにくかったら、電話で受付の人にでもききましょう。たいていお医者さんは得意な手術があるのです。二重瞼の手術は二重瞼の手術が得意な先生にして欲しいですから。
カウンセリング料(初診料) カウンセリング料は必要なところと必要でないところがあります。タダだと思って行ったらお金をとられた、ということもあります。
麻酔料(どんな麻酔かも含めて) 手術費に麻酔料が含まれるか含まれないのか、きいておきましょう。麻酔料を忘れていて、思わぬ合計金額になることも。
消費税 脂肪吸引など、100万くらいの手術もよくある美容整形。100万の5%は5万です。けっこうな額です。
費用総額 消費税を含めて総額いくらになるか、きちんと算出してもらってから、手術するかしないかを決めましょう。
アフターフォロー料(元に戻す手術をした場合の費用) 豊胸手術には術後のマッサージが不可欠といわれますが、自分の受ける手術にはそういったアフターフォローが必要なのか、いくらくらいなのかきいておきましょう。
完治までの日数(最短と最長の場合) 完治まで(通常の生活ができるようになるまで)の日数をきいておきましょう。必ず「個人差があります」と言われるので、最短・最長の具体的な日数をききましょう。 例えば誰にも気づかれたくない人はそれを伝えておきましょう。環境にもよりますが、それが可能な場合もあります。
手術後できないこと(日焼けやお風呂など) これも具体的な日数をききましょう。「当分は」とか「すぐに」とかでは曖昧です。 よく「術後できること」を強調する場合がありますが、そればかりに気をとられないように。
思い通りにならなかった場合 「元に戻したい!」というときに、無料でやってくれる医院もありますが、最悪な場合、同等の額を請求されたりします。
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